コピルアクについて - ルアック・ルアーク

コピルアクについてabout kopi luwak

コピルアクとは

コピ・ルアクはその独特の生産方法から希少価値が高く、味わい深い最高級コーヒー、幻のコーヒーとしてコーヒー愛好家のなかで、一度は飲んでみたいコーヒーとして有名です。
映画やテレビなどでも度々取り上げられ話題になっていますが、その希少性と人気からなかなか手に入らない為、もしくは手に入っても値段が高騰し過ぎている為、そのように言われるようになりました。
さて、なぜそのコピ・ルアクこれほどまで珍しく、希少価値が高いのか、そして美味しいのか。
それは、その”独特な生産方法”の為です。
皆さん、『ジャコウネコ』という動物をご存知でしょうか？
コピ・ルアクはインドネシア語表記で『Ｋｏｐｉ Lｕｗａｋ』
インドネシア語でそれぞれ、『Ｋｏｐｉ』はコーヒー、『Ｌｕｗａｋ』はジャコウネコの意味になります。直訳するとジャコウネコのコーヒー。
そう、生産の過程でこのジャコウネコという動物が力を貸してくれるのです。
実はジャコウネコ、コーヒーチェリー（コーヒーの赤い実）が好物で、夜になるとコーヒー畑に忍びこんで、コーヒーチェリーをこっそり拝借しておりました。
その際コーヒーチェリーを種ごと飲み込み、果肉の部分は消化され種は消化されずに排出されます。その排泄物から拾われた種がコピ・ルアク(精製前)です。
ここまで聞くと衛生面的に大丈夫なのか？と気になりますが、コーヒーの実と種の間にはパーチメントと呼ばれる殻が存在し、その殻も消化されずに種を包んだ状態で排出されるため、排泄物と豆自体が接触していることはありません。
さらに、これをしっかり水で洗い、乾燥させ、パーチメントとから豆を取り出した物が、コピ・ルアク(精製後)が出来上がるのです。ですので衛生上は心配ありません。
そしてジャコウネコは、香料の原料として知られる霊猫香（れいびょうこう）を分泌する動物でもあり、ジャコウネコに食べられた豆は体内で発酵し、そのおかげで独特な香りと味わいを生み出すようになるのです。

当店のこだわり

当店はジャコウネコの糞コーヒー、コピルアックを⑥つのこだわりを持って提供しています

①自家焙煎／熟成と酸化
◇焙煎後のコーヒー豆は内部で構造変化を起こす為エージング、熟成期間が必要です！ワインやチーズ同様エージングが済んでいない豆は刺激が強く、豆本来のマイルドな旨味を損ねます。珈琲豆は焙煎後3日間炭酸ガスを放出（エージング）する為、3日後【風味◎】～1ヶ月後【コク◎】が飲み頃です
◇逆に1ヶ月を過ぎると酸化が進み嫌な酸味を出し始めます。喫茶店やカフェなどで焙煎豆が1ヶ月売れ残ると処分するのはこの為です。
※当店は注文後焙煎の為、鮮度の良い状態でお届けします。又パッケージに焙煎日を記入していますので、日にち経過による味の違いをお楽しみ頂けます。

②ストレート／そのコピルアク何%
◇林檎ジュースと書いてあっても100%とは限りません。この様に珈琲豆にも様々な表記方があり、しかも国によって違います。ですがストレートコーヒーとは一種類の豆を100％使用しているという意味です。
※当店のコピルアクストレートも、勿論100%コピルアックです。

③アラビカ種／コーヒーノキに種類
◇世界で栽培されている約7割がアラビカ種で約3割がロブスタ種で数%がリベリカ種です。
リベリカ種は味が今一の為基本的に現地で消費されます。ロブスタ種は生産しやすい為安値ですが、特有の泥臭さがある為原価を下げるためのブレンドによく使われます。アラビカ種は生産しにくい為高値ですが、味、風味が良く人気です。
※当店はアラビカ種のみを使用！

④ニュークロップ／珈琲豆の新米
◇収穫されてから1年未満の物をニュークロップといいます！お米の新米みたいな物ですね！
※当店はニュークロップを使用！

⑤ハンドピック／欠点豆
コーヒー豆には欠点豆という物が含まれています。
欠点豆は味を損ねる原因になるため、少ない方がいいのですが、何万粒とある豆の中から欠点豆を完璧に0にする事は実際不可能です。又細かい作業になるため場合によっては殆どハンドピックされてない豆も出回っています。
※当店では買い付け先と私で二重にハンドピックし、できる限り欠点豆の排除に努めております。

⑥直輸入
※インドネシア、ジャワ島バンドン産のコピルアクです。過去生産地を回り、生産環境、生産者のこだわり、味を基準に選んだ良質なコピルアクです。
※幻のコーヒー、世界一高いコーヒーと言われますが、直接取引のため①～⑤のこだわりを持って本物のコピルアクをこの価格でご提供させて頂いています。

長くなりましたが最後までご観覧頂き有難うございます。この機会に当店のコピルアクでお客様が素敵なコーヒータイムを過ごして頂ける事を願っております。